こちら側から見た世界

私には越えなくてもいい壁があるのです。

私たちがモーニング娘。に憧れていたあのとき。

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私は自分の部屋にたくさんのポスターを貼っています。

大好きな戸島さんのものから、Berryz工房Buono!アイドリング!!!、アプガなどなど。。ポスターはたくさん持っているのですが、いよいよ貼るスペースがなくなってしまったので、多くのポスターは丸まって待機中です。なので、2階のトイレの壁に貼ってしまおうかと企んでいるのですが、なんせ実家なので剥がせ命令がかかる可能性が高そう。。

たくさんあるポスターの中で一番大きいのが、この℃-uteのポスターです。

去年、武道館で買ったこのポスターは、テレビの上にでかでかと貼っているので、ソファに座ったときこのポスターと向かい合わせになります。今も、現に向かい合わせ。目線を少し上にずらせば、℃-uteちゃんたちがこっちに刀を差し出している。

モーニング娘。の妹分の℃-uteBerryz工房。私と同年代の℃-uteBerryz工房。この12人は、全国の女子がモーニング娘。が好きだったあのとき、全国の女子がモーニング娘。になりたかったあのとき、彼女たちは日本の女の子が一番憧れていたポジションを摑み取ったのです。

℃-uteBerryz工房の12人は、私ら同年代の代表です。

これはベリキューと同年代の女の子にしかわからない気持ちだと思います。ベリキューはただの可愛らしい12人じゃないんです。選ばれし人間なんです。しかし、“ベリキューは同年代の女の子”と言っても、過ごしてきた時間も、辿り着く場所も、素人の私たちとは違います。でも、あのとき、テレビに映るモーニング娘。を見て輝かせた目は、私たちと同じだったはずモーニング娘。のメンバーが何度入れ替変わっても、たとえ解散しても、あのとき私たちが感じた想いは、一生変わらないはずです。

誰もが羨むポジションを手に入れた、℃-uteBerryz工房。あのときから十数年経ち、次は、あなたたちが憧れられる存在になりました。そして、今日明日と日本武道館でLIVEを行います。

私も明日、日本武道館に行きます。あのときのモーニング娘。を知っている彼女たちのステージを見に。憧れていたもの、好きなものが一緒だった彼女たちのステージを見に。