前しか向かねえアイドルという職業。
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前しか向かねえアイドルという職業。
前しか向けないアイドルという職業。前しか向かせてくれないアイドルという職業。
振り返る暇なんてない。立ち止まっていたらすぐに追い越されてしまう。
でも、先を進むにしてもどの道が正しいのかなんて誰にもわからない。
一歩進んでみないとどうなるかなんて誰にもわからない。
進める道は何十通りも、何百通りもある。
一度進んでしまったらもう二度と引き返せない道もある。
すごい遠回りでもなんとかゴールにたどり着けそうな道もある。
でも、すごく稀にスムーズにゴールまで進める道もある。……かもしれない。
でも、どの道に進めば良いのか、じっくり吟味してる時間なんてない。
限られた時間の中で、一瞬のひらめきと少しの努力で得た感覚で判断するしかない。
道を反れて、路頭に迷うこともあるだろう。
そんなとき、彼女たちを私たちは“応援”という形で見守るしかない。
道に迷って、泣き出す子もいるだろう。
そんなとき、彼女たちを私たちは“声援”で誘導してあげないといけない。
道の途中で、たくさんの誘惑が待ち受けているだろう。
そんなとき、彼女たちを私たちはどうしてあげたら良いのだろうか。
私は、アイドルという名の彼女たちのことが大好きだ。
そして、彼女たちはいつか結婚する。
そして、彼女たちは気づくだろう。改めて思うだろう。
アイドルという名の職業にゴールはなかったことに。正解の道なんて最初からなかったってことに。
だから前だけ見て、突っ走って。
その突っ走っている姿が一番美しくて、輝いて見えるから。
(この写真はウクライナのKlevanという村にあるトンネル。ここを訪れた愛し合う2人の愛が誠実であれば、願いが叶うといわれているのだとか。世界一ロマンチックなトンネルなんだってー行きたいいいいいい)