こちら側から見た世界

私には越えなくてもいい壁があるのです。

JKT48はオリジナル公演をやらなければいけない。

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「彼女たちはカバーだけで満足しているのだろうか……」

これは、去る6月3日、JKT48劇場ではるごんが出ている誰かのために公演を見て思ったことです。

インドネシアジャカルタで活動するJKT48は、AKBの楽曲を翻訳して歌っています。
公演曲も、シングル曲も、すべてAKB48のカバー。AKBのお下がりです。

これは、私みたいにJKTのことをあまり知らない&インドネシア語がわからない人には良いと思います。
知っている曲ばかりなので、ふらっと劇場に行っても十分楽しめます。

でも、劇場にいるのは、日本からきた私みたいな人じゃなくて、当たり前にインドネシア人ばかりです。
ステージで踊っているのも、AKB48ではありません。JKT48です。

自分たちだけの楽曲を持っていないJKT48というグループ

JKT48が誕生して、今年で3年が経ちます。

1st RIVER
2nd Yuuhi wo Miteiru ka?
3rd Fortune Cookie in Love
4st Manatsu no Sounds Good!
5st Flying Get
6st Gingham Check

3年経っても、彼女たちは“お下がり公演、お下がり楽曲”を続けています。

歌詞を翻訳するだけなので、運営は楽なのだと思うのですが……
おそらく、メンバーたちは自分たちだけの歌を歌いたいと思います。歌いたくないわけない……!

私は、JKT48インドネシアの音楽界でどのくらいの位置にいるのか、わかりません。
CDの売り上げ数などの、具体的な指数も知りません。まだまだ彼女たちのことをあまり知りません。

でも、先日、なんかの賞を受賞した模様。“どんな賞なんだろう……”って調べたところ……。

昨年のAMIアワードではトロフィーを持ち帰れなかったが、JKT48はついにインドネシアのレコード業界で最も名声ある賞の一つをデビューシングル「RIVER」で受賞した。

JKT48 Wins at 17th AMI Awards

ちょwww すごいやん!!!

これって、日本でいうレコード大賞みたいなもんですよね……? 違う……?

とても名誉ある賞を獲得できて、私もとても嬉しく思うのですが……
JKT48ファンじゃないインドネシア人は納得しているのだろうか……?

インドネシアのレコード業界で最も名声ある賞を、
日本の曲をカバーしているだけの彼女たちが獲得しても問題ないのだろうか。。

今までは、“AKBのジャカルタver.が、fxモールでほぼ毎日公演を行っているらしい”

くらいのイメージだったと思うのです。JKT48ファンじゃない人たちにとっては……。
でも、こういう賞を彼女たちが獲得すると、外野がざわつかないわけがない……。

カバーだけの活動は、インドネシア人を敵に回してしまう恐れがあります。

もうAKB48のお下がりは、ドルヲタだけの問題じゃないのです。
JKT48インドネシアでの立ち位置を考えると、オリジナル楽曲の作成は必須です。

スラバヤで発表されたのは、リバイバル

「あなたはスラバヤからきましたか? それとも、ジョグジャ?」

これは、私がシンガポールの入国審査できかれたことです。
このときは、“スラバヤってどこ? ジョグジャだよ〜”って思ったのですが……

スラバヤああああ!!(笑)(写真は、はるごんと人気No.1のMelody)

JKT48は先週末、スラバヤでLIVEを行いました。そこで、ひとつ発表があったようです。

パジャマドライブ公演をやるということ。

そして、その公演に出られる16人をファンの投票で決めるということ。
しかし、パジャマドライブはTeamJが以前にやっていますし、今、研究生もやっています。

パジャマドライブはとても好きな公演だし、16人を投票で決めるのも、面白いとは思うのですが……
オリジナル公演ではなく、リバイバル……。このタイミングでリバイバルかあ……。

https://twitter.com/AIKOsan_1991/status/481134290244096000

でも、Sinka(私のチームKの推し)とNaomi(Sinkaのお姉ちゃん)のてもでもの涙は見てみたい。

忘れてはいけない、SKE48高柳の魂の叫び

「オリジナル公演+やりたい」で、忘れてはいけない人物がいます。

それは、SKE48高柳明音です。

2011年に行われたAKB48総選挙で、23位に選ばれた彼女は、こう叫びました。

秋元先生!お忙しいのは本当に承知なんですけれども、チームKIIのみんなとチームKIIを応援してくださっているファンの皆さんの言葉を代弁して言わせてください!私たちに公演をやらせてください!

SKEのチームKIIAKB48SKE48チームSのお下がり公演を2年3カ月続けました。

そして、高柳が総選挙のステージで上記のように叫んだ結果……
SKE48チームKIIはオリジナル公演「ラムネの飲み方」を開始させました。

長くお下がり公演を続けていたのは、JKT48と一緒です。
でも、SKE48はシングル曲はオリジナルでした。JKTと一緒のようで、一緒じゃない。。

やっぱり、高柳のような主張は大事なんだと思うのですが、海外から秋元康にアプローチするのは難しい。。
※公の場での直訴行為は、この高柳の件以降禁止になりました。

なので、今回のAMIアワード受賞は、秋元康をはじめとする日本の運営にも評価して頂きたい。

はるごんは味スタのステージで何を言いたかったのだろうか

渡辺麻友が1位を獲得した今年の総選挙。今年も大盛り上がりで幕を閉じました。

JKT48からは、仲川遥香が出馬。しかし、結果は圏外でした。
でも、はるごんが、もしランクインして、味スタのステージに立っていたら……

どんな言葉を口にしていたと思いますか……?

仲川遥香の出馬は、JKT48にとってチャンスでもありました。

でも、JKT48一本で頑張る彼女のランクインは、少し難しいものがありました。
ひとり一票じゃないAKB48の総選挙は、海外のファンからするとかなり厳しいです。

もし、はるごんがランクインしていたら、どんな言葉でJKT48をアピールしていたのだろうか……。

すっごい、気になる……! 聞きたかった!!! はるごんは何を言いたかったんだ……!!!

オリジナル公演への道は険しい

私がこうやってブログに書いたところで何もなりません。何の足しにもなりません。

でも、「JKT48はオリジナル公演をやるべき!」とここで主張します。

これは先ほども言いましたが、インドネシアの音楽業界のことを考えても、大切なことだと思います。
インドネシアは、間違いなくこれからもっともっと発展していきます。
私はJKT48が好きだし、彼女らにはいろいろ期待しています。

なので、時々、こうやってブログにJKT48のことを書こうと思います。

JKT48がもっともっと有名になりますように。そして、オリジナル公演をいつかできますように!!!

私は、日本からJKT48を応援します。aku mendukung JKT48 dari Jepang^^

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